松山英樹 メダル圏!通算17アンダーでホールアウト 金メダルは届かず 最終組の結果待つ

AI要約

松山英樹がパリ五輪男子ゴルフで好調なスタートから最後まで安定したプレーを見せ、メダル争いを演じた。

松山は最終ラウンドで6バーディーのスコアをマークし、通算17アンダーで4位に入賞した。

21年マスターズ覇者の松山は、前回の東京五輪に続いて五輪での活躍を期待されている。

松山英樹 メダル圏!通算17アンダーでホールアウト 金メダルは届かず 最終組の結果待つ

 ◇パリ五輪第10日 男子ゴルフ(2024年8月4日 ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、通算11アンダーの4位から出た21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は6バーディーノーボギーの65で回り、通算17アンダーでホールアウトした。スコッティ・シェフラー(28=米国)が通算19アンダーでホールアウトしている。

 この日は1番パー発進のあと、2番で早くもバーディーを奪う上々の滑り出しを見せた松山。アイアンの切れが鋭く、4番から圧巻の3連続バーディーを奪い観客を沸かせるなど、4つ伸ばした。後半も2バーディーをマーク。ボギーなしの安定したゴルフで最後までメダル争いを演じた。

 前回21年東京五輪でメダルまであと一歩の4位だった松山は、第1ラウンドで8バーディー、ボギーなしの63をマークし、8アンダーで単独首位発進。

 第2ラウンドも7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算11アンダーで首位を守った。

 前日の第3ラウンドでは、3バーディー、3ボギーの71で回り、通算11アンダーの4位に後退も「(金メダルの)チャンスがある位置で終えることができたので、最終日はいい一日にできるように頑張りたい。いいプレーをしたい」と語っていた。

 ◇松山 英樹(まつやま・ひでき)1992年(平4)2月25日生まれ、愛媛県松山市出身の32歳。4歳でゴルフを始め高知・明徳義塾高で全国優勝。東北福祉大2年だった11年11月に日本ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュア優勝。プロ転向した13年に日本ツアー賞金王となり、同年秋から米ツアーに本格参戦した。21年マスターズで日本男子初のメジャー制覇。今年2月のジェネシス招待を制し、アジア勢単独最多となるツアー通算9勝を挙げた。日本ツアーでは通算8勝。1メートル81、89・8キロ。