松山英樹を襲った悲劇に海外実況席同情 魔の18番、捜索作業に「より良い形で脱出を模索して…」

AI要約

男子ゴルフのパリ五輪2日目。松山英樹が首位から2打差でホールアウト。

18番ホールで痛恨のダブルボギーを叩くも、安堵の表情を見せる。

海外実況からの同情の声も。深いラフからの脱出を模索。

松山英樹を襲った悲劇に海外実況席同情 魔の18番、捜索作業に「より良い形で脱出を模索して…」

 パリ五輪は2日、男子ゴルフの2日目がル・ゴルフナショナル(7174ヤード、パー71)で行われ、単独首位で出た松山英樹は7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68をマーク。首位タイの通算11アンダーでホールアウトした。2位に2打差をつけながら“魔の18番ホール”で痛恨のダブルボギー。ティーショットで深いラフに打ち込み、海外実況からは同情されていた。

 最後に落とし穴が待っていた。単独首位で迎えたパー4の18番ホール。ティーショットを右に曲げ、すぐにはボールが見つけられないほどの深いラフに打ち込んだ。打った直後、海外実況は「おっと、入ってしまった。第1打は悪い方向に。ラフですね」とトラブルを伝えると、着弾地点で捜索する様子に「松山のボールを探していますね。ティーショットのボールですが、どこが正しい位置なのか。可能な限り正しい場所を特定しようとしています。ボールを探しながら、より良い形でここからの脱出を模索しているのかもしれません」と同情交じりで伝えた。

 結局、松山は第2打でもフェアウェーまでリカバリーできず、ラフからの第3打はグリーンにわずかに届かず手前の池へ。打ち直しの第5打はピンまで2メートルと寄せきれなかったが、なんとかこのパットを沈めてダブルボギーでフィニッシュ。頬を膨らませ、安堵の表情を浮かべていた。