【甲子園】6年ぶりのカナノウ旋風へ 金足農は初戦でに西日本短大付と激突

AI要約

6年ぶり7度目の夏の甲子園に臨む金足農は西日本短大付と対戦することが決まった。

オリックス吉田輝星投手の弟、吉田大輝投手が背番号1を背負っており、秋田大会では投手陣の安定感と打線の勝負強さが光っている。

今夏はノーシードからのスタートだった金足農が、吉田大の熱投劇で甲子園への切符をつかんだ。過去6年前の“風”を超えることができるか注目されている。

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 6年ぶり7度目の夏の甲子園に臨む金足農(秋田)は西日本短大付と対戦することが決まった。

 18年夏のカナノウ旋風の中心にいたオリックス吉田輝星投手(23)の弟、吉田大輝投手(2年)が背番号1を背負う。ノーシードからのスタートだった今夏は初戦で昨夏覇者のノースアジア大明桜を下し、勢いそのまま決勝へ。秋田商との決勝は吉田大が154球の熱投で甲子園への切符をつかんだ。4試合で4完投2完封と、兄をほうふつとさせる熱投劇だった。

 秋田大会では、吉田大以外にも4投手が7イニングを投げて無失点と、安定感がある。打線も5試合で45安打。初戦や決勝を1点差で競り勝った勝負強さも光る。6年前、甲子園に吹いた“風”を超えることができるのか。