全米シニア女子オープン、山本薫里が初日からの単独首位キープ「粘り強く頑張りました」5打差2位には久保樹乃

AI要約

山本薫里が全米シニア女子オープンで首位をキープし、久保樹乃らと5打差の2位につけている。

全米シニア女子オープンは50歳以上の女性ゴルファーが参加可能なメジャー競技で、日本からも12人が出場している。

山本は第3ラウンドで苦戦しながらも最終ホールでバーディーを取り、期待が高まっている。

 現地時間4日までの日程で行われている全米シニア女子オープン(米ペンシルベニア州・フォックスチャペルGC、5552タード・パー71)で第3ラウンドを終了し、日本の山本薫里(50)が通算7アンダーで初日からの単独首位をキープしている。5打差の2アンダー2位には久保樹乃(51)=飯田通商=、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、ジュリー・インクスター(米国)、リタ・リンドリー(米国)。

 同大会は全米ゴルフ協会(USGA)主催のメジャー競技で、2018年に第1回大会が開催され、大会初日までに50歳以上となる女性ゴルファーが出場資格可能。今年は全米16カ所で予選が行われ、昨年大会で20位以内に入った福嶋晃子(51)、久保を加えた日本選手12人が1日からの本戦に出場している。

 山本は3番ホールを終えて中断した第3ラウンドで、6番から11番までに3ボギーを先行したが12、18番でバーディーを獲り返した。

 「中断後は苦しいラウンドになるとわかっていた。たくさんチャンスを逃したけど、また次のチャンスが来ると自分に言い聞かせて粘り強く頑張りました。最終ホールでバーディーが取れて良かった」と山本はコメント。全米女子オープン制覇の笹生優花、エビアン選手権の古江彩佳に続く今季3人目の日本人メジャーチャンピオン誕生に期待が膨らんでいる。