【8.11多摩川クラシコ】FC東京高宇洋&川崎フロンターレ三浦颯太の「W古巣対決」で熱くなる。「奪取」が勝つか、それとも「突破力」か

AI要約

FC東京と川崎フロンターレのアカデミー出身選手である高宇洋と三浦颯太が、多摩川クラシコに向けた対談を行った。

お互いが古巣のサポーターにどんなふうに迎えられたいか、ブーイングや拍手について話し合った。

クラシコは熱い一戦であり、両チームのサポーターも熱い応援をしていることが語られた。

【8.11多摩川クラシコ】FC東京高宇洋&川崎フロンターレ三浦颯太の「W古巣対決」で熱くなる。「奪取」が勝つか、それとも「突破力」か

 8月11日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第26節のFC東京対川崎フロンターレ戦は「第44回多摩川クラシコ」。それぞれ対戦相手のアカデミー出身であるFC東京の高宇洋と川崎Fの三浦颯太が「W古巣対決」を前に火花を散らした。試合前に一足早く対談でキックオフだ!

構成◎サッカーマガジンWeb編集部

高 宇洋 はじめまして、なんですよね。さっきあいさつしたばかりです。

三浦颯太 はい、はじめまして、です。よろしくお願いします。

――今日はFC東京の小平グラウンドの施設内で「多摩川クラシコ」に向けた対談を行っていますが、三浦選手はFC東京のアカデミーである「むさしU-15」で育ち、当時はここによく来ていたんですよね。

三浦 そうです。懐かしいですね。今日、通ってきた道も懐かしいなあ、って。むさしU-15のときには寺山翼と同期でした。

――川崎FのアカデミーではU-12からU-15まで所属した高選手は、いまのフロンターレで当時一緒だったりした人はいますか。

高 いまは(脇坂)泰斗くんぐらいですかね、知り合いは。

――そんな、いまでは相手チームのアカデミー育ちのお二人ということで登場してもらいましたが、当時の頃を思い出したりしますか。

高 フロンターレの試合はいっぱい見に行きましたし、多摩川クラシコはやっぱり盛り上がるのでめちゃくちゃ東京に対してブーイングしていました(笑)。いつかはクラシコに出たいなと思ってましたね。もちろんその頃は、フロンターレの選手として(笑)。

三浦 僕もゴール裏で試合を見ていたので、もちろん東京側としてフロンターレにブーイングしてました(笑)。同じようにピッチに立って試合したいな、と思ってました。

高 サポーターもすごく熱くなる試合ですし、絶対に負けられない戦いだなっていうのは感じてました。

三浦 すごい盛り上がる一戦だという印象もありますし、試合前の煽りビデオは鮮明に覚えてるんですよね。イルカとタヌキが、ちょっと怖くなって戦ってるみたいな、そういう映像とか。

――選手として臨む「多摩川クラシコ」では、逆に古巣のサポーターにどんなふうに迎えてもらいたいですか。昔、自分がしていたようにブーイングですか? それとも温かい拍手でしょうか。

高 アルビレックス新潟にいたときにも対戦していて、そのときは拍手してもらうことも多かったですし、パイナップルももらって優しくしてもらいました(笑)。とてもうれしいですけど、クラシコはピッチ外でもバチバチやっているイメージがあるので、ブーイングでもいいですね。

三浦 僕は…、そうですね、優しくしてほしいですね(笑)。僕がFC東京のジュニアユースにいたことを知っている人はあまり多くないと思うんですけど、もし知っている人がいたら拍手してくれたらうれしいです。