中上貴晶、午後は転倒でタイム更新ならず「バランスをまとめることができなかった」/第10戦イギリスGP

AI要約

中上貴晶はイギリスGP初日のセッションで22番手に終わり、予選はQ1からのアタックとなる。

ドゥカティが速いが、今回はアプリリアとKTMも上位に食い込んでいる状況。

中上は午前にベストタイムをマークし16番手となったが、午後のプラクティスでは22番手にポジションを下げた。

中上貴晶、午後は転倒でタイム更新ならず「バランスをまとめることができなかった」/第10戦イギリスGP

 8月2日、2024年MotoGP第10戦イギリスGP MotoGPクラス 初日のセッションがシルバーストン・サーキットで行われた。午後のプラクティスで、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は22番手で終えており、予選はQ1からのアタックとなる。

 サマーブレイク明けとなるイギリスGPでもドゥカティが速いが、今回はアプリリアとKTMも上位に食い込んでいる状況だ。

 中上の午前フリー走行のタイヤチョイスはフロントにソフト、リヤにミディアムで、3度のコースイン。1度目に2分01秒622、3度目にトップから1.118秒差の2分00秒501をマークし16番手とホンダ勢トップでまずまずのスタートを切った。

 しかし、午後のプラクティスでは開始早々に第9コーナーで転倒。前半の時間に前後ともにミディアムを選択して2分01秒166を記録して、後半は前後ソフトを履き、2分00秒575をマークするが、午前のタイムを更新できず22番手へとポジションを下げた。

 予選はQ1からとなるが、さらにマシンのセットアップを進めて、予選とスプリントでの順位を上げることにフォーカスする。

■LCRホンダ・イデミツ

中上貴晶(FP1:16番手、プラクティス:22番手)

「シルバーストーンはMoto2時代に優勝を経験している好きなサーキットですが、今日は転倒もあり思うようにタイムを縮めることができませんでした。マシンのバランスをまとめることができず、セットアップも思うように進みませんでした」

「明日は最適なバランスを見つけ、予選とスプリントでいい走りができるようにしたいです」

[オートスポーツweb 2024年08月03日]