男子サッカー、モロッコが4強一番乗り カタールW杯に続く躍進 日本がスペインに勝てば準決勝で対戦…パリ五輪

AI要約

モロッコが米国を4−0で下し、史上初の五輪ベスト4進出を果たした。

ヌラヒミとアホマシュの得点でリードを広げ、ハキミもゴールを決めて完勝。

アフリカ勢として24年ぶりの五輪男子サッカーベスト4入りを達成したモロッコ。

男子サッカー、モロッコが4強一番乗り カタールW杯に続く躍進 日本がスペインに勝てば準決勝で対戦…パリ五輪

◆パリ五輪 第8日 ▽サッカー男子・準々決勝 モロッコ4―0米国(2日・パルク・デ・プランス競技場)

 モロッコが米国を3―0と下し、同国史上初のベスト4進出を決めた。B組の首位でベスト8に進んだモロッコは、前半29分にFWヌラヒミ=UAE1部アルアイン=が今大会5得点目となるPKを決めて先制。得点ランキングトップを走るエースの得点で流れをつかむと、後半18分には左サイドからのラストパスを、10番を背負うバルセロナ育ちの20歳MFアホマシュ=ビジャレアル=が決めてリードを広げた。さらに同25分、オーバーエージ、さらに主将としてチームを引っ張るDFハキミ=パリSG=がパスカットから自ら米国ゴール前までドリブルで持ち込み、左足で決めて3―0に。終了間際にもPKを決め、4―0と完勝した。

 カタールW杯ではアフリカ勢初となる4強入りを果たしたモロッコ。五輪男子サッカーでは96年アトランタ五輪でナイジェリア、2000年シドニー五輪でカメルーンとアフリカ勢が優勝。同勢24年ぶりの優勝に向け、モロッコが力強い足取りでベスト4へと進んだ。