ドジャース・カーショー乱調7失点、復帰後初勝利ならず…ベンチでうなだれる姿も

AI要約

クレイトン・カーショー投手が復帰後2試合目の登板で乱調し、7失点を喫した。

左肩手術からの復帰を果たしたカーショーは球威や精度に課題を抱えている。

ドジャースの先発陣が不調で苦境に立たされており、カーショーの復調が期待される状況だ。

ドジャース・カーショー乱調7失点、復帰後初勝利ならず…ベンチでうなだれる姿も

◇31日(日本時間1日) 大リーグ パドレス―ドジャース(サンディエゴ)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(36)が敵地でのパドレス戦に復帰後2試合目の登板に臨み、4回持たずに7失点(自責点3)と乱調だった。

 昨年シーズン後に、初めて左肩にメスを入れた左腕。長いリハビリを経て、7月25日に今季初登板を果たし、4イニング2失点とまずまずの出足だった。

 今季初勝利、メジャー通算211勝目を狙っての今季2度目のマウンドだったが、球威がなく苦しい投球だった。最速は92.4マイル(148.7キロ)。球威がなく、精度も今ひとつで相手打線につかまった。

 2回はスクイズの処理で自らが失策して生還を許すなど4失点。4回は先頭にソロ本塁打を浴び、ラックスの拙い守りにも足を引っ張られてリズムに乗れなかった。4回途中で降板してベンチに戻った後は、しばらく下を向いてうなだれた。

 ドジャースの先発陣はトレード期限までにフラハティを補強したが、山本由伸投手がけが、ビューラー、ミラーが不調でマイナー調整を強いられ、依然として苦しい台所事情を抱える。救援も登板過多で疲弊している中で、カーショーの復活が待たれるところだが、今回の登板ではきっかけをつかむことができなかった。(写真はAP)