チアゴ・アルカンタラが11年ぶりに古巣バルセロナに帰還…今夏に現役引退し指導者としての道へ
バルセロナは、チアゴ・アルカンタラ氏がコーチングスタッフとして帰還したことを発表した。
バルセロナユース出身で同クラブでファーストチームデビューを飾ったチアゴ氏は、現役引退後、古巣バルセロナのスタッフとして復帰する。
バルセロナの新指揮官であるハンジ・フリック監督のもとで、チアゴ氏はプレシーズンの間チームに帯同し、コーチとしてのキャリアをスタートさせる。
バルセロナは、チアゴ・アルカンタラ氏がコーチングスタッフとして帰還したことを発表した。
バルセロナユース出身で同クラブでファーストチームデビューを飾ったチアゴ氏。2013年にバイエルン・ミュンヘンに加入すると、チャンピオンズリーグ制覇や7度のブンデスリーガ優勝など数々のタイトル獲得に貢献してきた。その後、2020年夏にリヴァプールに移籍した同選手は、負傷で苦しんだ昨シーズンの後、33歳で現役から引退することを決断した。
そんなチアゴ氏は、早くも新キャリアのスタートを切った。11年ぶりに古巣バルセロナに帰還した同氏はプレシーズンの間、ハンジ・フリック監督のスタッフとしてチームに帯同する。
バルセロナは17日、公式ウェブサイトで「チアゴ・アルカンタラはコーチとしてのトレーニングをするためにハンジ・フリックのスタッフの一員としてこれからの数週間を過ごすことになる。元選手は夏の間、ファーストチームのスカッドとともにいることが期待され、アメリカツアーにも帯同する」と伝えた。
今夏にチャビ・エルナンデス監督の後任としてバルセロナの指揮官に就任したフリック監督は、チアゴ氏が現役時代にバイエルンで共闘。2019年途中からチームを率いた同指揮官とともに、2019‐20シーズンのブンデスリーガ優勝やチャンピオンズリーグ制覇、DFBポカール制覇の3冠を成し遂げた。
