フランス代表監督デシャン、EURO敗退直後に選手たちに語ったこと…「私たちは現実的であるべきだ。スペインの方がずっと良かった」

AI要約

フランス代表がEURO2024準決勝でスペイン代表に1-2で敗れ、大会から姿を消した。試合後、デシャン監督が選手たちに敗戦を受け入れ、団結する重要性を語った。

フランスは先制するもスペインに逆転され、苦しい展開が続いた。デシャン監督はスペインの優れたプレーを認めつつも、選手たちの努力を称えた。

デシャン監督は選手たちに悲しみや失望を感じることを許可しつつ、次のステップに向けて前を向くよう励ましの言葉をかけた。

フランス代表監督デシャン、EURO敗退直後に選手たちに語ったこと…「私たちは現実的であるべきだ。スペインの方がずっと良かった」

EURO2024準決勝でスペイン代表に1-2で敗れ、大会から姿を消したフランス代表。敗退直後、ディディエ・デシャン監督が選手たちに語りかけた言葉が話題となっている。

9分にFWランダル・コロ・ムアニが先制点を決めたものの、21分にFWラミン・ヤマル、25分にFWダニ・オルモと立て続けに失点してスペインの逆転を許したフランス。その後はスペインの“ボールを持つ守備”に苦しみ、1点ビハインドのまま終了のホイッスルを迎えた。

フランス『テレフット』は敗退から数日して、試合直後のドレッシングルームの様子を公開した。その映像の中でデシャン監督は、悲嘆に暮れるFWキリアン・エンバペら選手たちを励ますと同時に、スペインが「ずっと良いプレーをしていた」ことを受け入れるべきとも語っていた。

「確かに、頭の中には違う結末があった。しかし、それでも私たちは団結し続けなければならない。受け入れなくてはならない。いつも言っている通りにね」

「私たちは悲しみや失望を感じている。これまでに成し遂げてきたことを考えれば当たり前だ。だがそれと同時に、私たちは現実も見なくてはならない。彼らは私たちよりずっと良いプレーをしていた。ゲームのコントロールという面でね」

「同様に、私たちには少しエネルギーが足りていなかったのかもしれない。しかし最後まで力を尽くしたわけだし、そうしたところで君たちを咎めることなど決してしない。今日は上るべき階段が、少しだけ高かったんだ」