【UFC】平良達郎と対戦予定だったミャンマーの新星ヴァンが初黒星。ジョンソンが右アッパーKO

AI要約

2024年7月13日に米国コロラド州デンバーで開催されたUFC Fight Night: Namajunas vs. Cortezの試合結果を報告。

フライ級戦で、ジョンソンがヴァンに20秒KO勝利。ヴァンはUFC初黒星を喫し、ジョンソンはUFC3連勝。

試合展開や選手の経歴、1Rから3Rまでの瞬間を詳細に紹介。試合はジョンソンがシャープな右アッパーで決着した。

【UFC】平良達郎と対戦予定だったミャンマーの新星ヴァンが初黒星。ジョンソンが右アッパーKO

 2024年7月13日(日本時間14日)、米国コロラド州デンバーのボール・アリーナにて『UFC Fight Night: Namajunas vs. Cortez』(U-NEXT配信)が開催された。

▼フライ級 5分3R

〇チャールズ・ジョンソン(米国)15勝6敗(UFC4勝4敗)※UFC3連勝

[3R 0分20秒 KO] ※右アッパー

×ジョシュア・ヴァン(米国)10勝1敗(UFC3勝0敗)※UFC3連勝でストップ

 フライ級3連勝中のミャンマーのヴァンは22歳。6月に一度、平良達郎との試合が組まれたが、相手がタギル・ウランベコフに変更。しかしウランベコフの体重超過で試合が消滅していた。

 ジョンソンはLFAでの暫定王座決定戦で堀内佑馬に判定勝ち。その後、2022年7月にUFCデビュー。し、33歳でUFC4勝4敗。2024年2月に新鋭アザト・マクスムに判定勝ちすると、5月にジェイク・ハドレーにも判定勝ちしている。

 1R、長身サウスポー構えのジョンソン。近くで戦うヴァンに左ハイキックをガード上に打つ。左から右アッパー、左とコンビネーションのジョンソン。蹴りも混ぜるジョンソンに、ジャブから詰めるヴァンだが、右には繋げられず。

 ジョンソンは右ジャブ、左前蹴りと距離を保ち、ヴァンの左右に左で差して押し込み。いったん離れると、前蹴り、一転ダブルレッグへ。ここを切ったヴァンは右から左へ。左回りのジョンソンを追って右をヒット! ヴァンのローブローで中断後再開。左の蹴りのジョンソンの蹴り足を掴んでテイクダウン!

 しかし下のジョンソンは三角・腕十字狙いから立ち上がり。そこに左ボディ打ちするヴァン。ジョンソンも圧力をかけ直してホーン。拮抗したラウンドに。

 2R、先に詰めるヴァン。右ジャブのジョンソンは巧みに角度を作る。圧力をかけるヴァンは左ジャブ、カーフ、さらに左ボディ! ジョンソンの左ハイをかわすと前に。背中の金網を抜けるジョンソンは左ストレート。ワンツーからスリーフォーと詰めるヴァンに、ジョンソンも左も、右カーフ、左ストレート、右打ち下ろしのヴァン。

 回るジョンソンに右を打ち下ろすヴァン。右から左ボディ! ジョンソンも回り右ロー、左跳びヒザをかすめると、右フェイントからバックフィスト! ブロックのバンは左ジャブに右ハイを返す。ヴァンが取り返したラウンドか。

 3R、オーソから右をテンプルに当てるジョンソン! 前進を止めずシャープな右アッパー! ヴァンが後方に倒れ、ジョンソンが2024年3連勝をマークした。ヴァンはUFC初黒星。オクタゴン3連勝でストップとなった。