FC東京・クラモフスキー監督、松木玖生の欧州挑戦に期待「彼の姿勢、献身さがあれば夢見た場所まで行ける」

AI要約

FC東京はイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへの移籍が決定的となっているMF松木玖生(21)のラストマッチを白星で飾った。

クラモフスキー監督は選手たちの努力と玖生への感謝を示し、良い勝ち点3を挙げたことを喜んでいる。

松木のリーダーシップと成長に期待を寄せるクラモフスキー監督は、欧州での飛躍に自信を示した。

FC東京・クラモフスキー監督、松木玖生の欧州挑戦に期待「彼の姿勢、献身さがあれば夢見た場所まで行ける」

◇13日 J1リーグ第23節 FC東京2―0新潟(国立)

 FC東京が、イングランド・プレミリーグのサウサンプトンへの完全移籍が決定的となっているMF松木玖生(21)のラストマッチを白星で飾った。前半6分、自陣からのカウンターからMF遠藤渓太が右足で沈め、後半33分にはMF野沢零温のJ1初得点で突き放した。

 ピーター・クラモフスキー監督は試合後の記者会見で、「いい勝ち点3だと思っている。選手たちが良い姿勢で努力してくれた。選手たちが玖生を(勝利で)送り出そうと必死に戦って、いい勝ち点3を取ったと思う」と満足げだった。

 松木について、クラモフスキー監督は「彼の姿勢、献身さ、取り組みは本当に刺激を受けるものだった。そして、野心を持った若い選手だ。もしかしたら、彼がキャプテンになったことを日本全国の人は驚いていたかもしれないが、彼が持っているリーダーシップの質は特別なものだと見えている。それが、彼の成長につながった」と高く評価。その上で、「どこへ行くか分かりませんけど、どこに行ったとしても、彼にとっては素晴らしい第一歩になると思う。彼の姿勢、献身さがあれば、彼が夢見た場所まで行ける。彼がどこまでいけるか、われわれは見ていくだけだと思う」と欧州での飛躍に期待を寄せた。