スケボー吉沢恋「120%の力を出し切る」地元・相模原市の壮行会でパリ五輪へ抱負

AI要約

相模原市で開催されたパリ五輪・パラリンピックの壮行会には、スケートボードやラグビーなど様々な競技の選手が参加。市民に向けて意気込みを語る場面が繰り広げられた。

中学生のスケートボード選手吉沢恋は、予選を勝ち抜いて五輪初出場を果たし、自らに挑戦する姿勢を示した。

他にも3度目の五輪を迎える坂井や初代表の内海らも、それぞれの目標に向かって意気込みを述べた。

スケボー吉沢恋「120%の力を出し切る」地元・相模原市の壮行会でパリ五輪へ抱負

 相模原市は12日、市役所でパリ五輪・パラリンピックの壮行会を開催し、スケートボード女子ストリートの吉沢恋(ここ、ACT SB STORE)、飛び込み男子の坂井丞(ミキハウス)7人制ラグビー女子の内海春菜子(横浜TKM)らが出席。訪れた市民らを前に吉沢は「勝負相手は自分だと思って、120%の力を出して滑りきりたい」と抱負を述べ、温かい拍手を送られた。

 現在、中3の吉沢は五輪予選シリーズの後半戦から急激に力を付け、最終戦は見事に優勝して総合ランキングでも1位で五輪初出場を決めたホープ。この日も大勢の市民前に14歳とは思えぬ落ち着きを払ってスピーチをこなし、「一番見てほしいのはミスをしないところ。相模原をもっと有名にしたい」と意気込んだ。

 3度目の五輪となる坂井も、「3度目の五輪だが、まだメダルを獲っていない。相模原を背負ってパリで活躍してきたい」と抱負。吉沢と同様に初代表の内海も「チームの目標であえるメダル獲得へ、自分らしく貢献したい」と話した。