【高校野球】ヤクルト・池山隆寛2軍監督の母校、市尼崎が初戦突破 7番・土方僚也が決勝打

AI要約

市尼崎が東灘を6-2で下し、高校野球選手権兵庫大会2回戦を突破。

市尼崎は元プロ野球選手を輩出した名門であり、幸先良く先取点を挙げるも、すぐに同点に追いつかれる展開。

しかし、6回に押し出し四球や適時打などで3点を追加し、4投手が2失点に抑えて3回戦進出。

【高校野球】ヤクルト・池山隆寛2軍監督の母校、市尼崎が初戦突破 7番・土方僚也が決勝打

◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会 ▽2回戦 市尼崎6―2東灘(10日・姫路ウインク)

 1983年夏に元ヤクルト・池山隆寛(現2軍監督)を擁して甲子園に出場し、直近では16年夏に聖地の土を踏んだ市尼崎が、東灘を下した。宮西尚生(日本ハム)や金刃憲人(元巨人、楽天)らのプロ野球選手を輩出した名門が、初戦を突破した。

 初回、2死一、三塁で一塁走者が盗塁を企図。相手捕手が二塁に送球した瞬間に三塁走者・川端啓太右翼手(3年)が本塁に突入し、幸先良く先取点を挙げた。

 しかし、2回に先発・土屋元投手(3年)が、すぐさま同点に追いつかれた。1―1の4回には2番手・竹内陽希投手(3年)が2死一、三塁から相手3番に左前適時打を献上。一時、勝ち越しを許した。

 1―2と1点ビハインドで迎えた6回、押し出し四球で同点。なおも1死満塁とし、7番・土方僚也左翼手(3年)が左前に決勝適時打を放った。

 その後のイニングでも、3点を追加。投げては4投手が2失点に抑え、3回戦に駒を進めた。