【中日2軍】中田翔、1軍復帰に向け第一歩 井上2軍監督、今後の起用に「1週間くらいはこちらで…立浪監督とは相談してある」
AI要約
中日の中田翔内野手が２軍での調整を経て、実戦復帰を果たした。
中田は打席での復帰を果たし、１軍復帰に向けて第一歩を踏み出した。
今後は徐々に打席数を増やしながら守備にも就き、１軍復帰に向けてステップを踏んでいく予定。
◇９日 ウエスタン・リーグ 中日２―１ソフトバンク（ナゴヤ球場）
２軍で調整している中日の中田翔内野手（３５）が９日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦（ナゴヤ）で、１７日ぶりに実戦復帰した。「５番・指名打者」で２打数無安打だったが、１軍復帰に向けて第一歩を踏み出した。
実戦は６月２２日の広島戦（バンテリンドームナゴヤ）以来で、この日は２打席限定。２回無死一塁で迎えた第１打席はソフトバンクの先発・三浦の２球目の１３９キロ直球を強振。打球は高い放物線を描いたものの、フェンス際で左翼手のグラブに収まった。４回２死での第２打席は三浦の７球目の１４２キロ直球を捉えたが、左飛に倒れた。
試合前はウオーミングアップから通常メニューをこなし、フリー打撃では柵越えを放つなど快音を響かせた。２軍調整は今季２度目。前回は５月に出場選手登録を抹消された。
井上２軍監督は「練習からの打撃の雰囲気もそうだし、打撃フォームであったり、打球の角度とかいろいろなものを踏まえて前回と違う。好印象です」と語り、今後の起用についても「１週間くらいはこちらで、いろいろな形で試合に出しながらでいいのかなと立浪監督とは相談してあるので。おいおい見ながらになります」と説明した。
１０日以降は徐々に打席数を増やしながら守備にも就く。１軍復帰へ向けたステップを着実に踏んでいく。
