【セレクトセール】落札総額記録更新 外国人も増加 ノーザンF代表「新しい方もたくさん来られた」

AI要約

1歳セリの落札価格総額はレコード更新の144億9700万円となり、上場馬233頭のうち224頭が落札された。

外国人の購買者が増え、平均価格は6472万円。エピファネイア産駒が特に高評価で、今後のセリにも期待が高まっている。

吉田勝己代表は今後も競馬の国境がなくなる時代に期待し、当歳セリにも凄い馬が集まることを予想している。

【セレクトセール】落札総額記録更新 外国人も増加 ノーザンF代表「新しい方もたくさん来られた」

 【初日総括】1歳セリの落札価格総額はレコード(23年133億6500万円)を更新する144億9700万円。上場馬233頭のうち224頭が落札され、落札率は96・1%。午前10時にスタートし、午後7時過ぎまでセリが続いた。ノーザンファームの吉田勝己代表は「(購買者の)登録人数が多くなり、新しい方もたくさん来られたので盛り上がると思いました」と回顧。外国人の購買者が増え、7頭が落札された。「やる気満々で随分、競ってくださった。日本で競馬に使う方も増えると思うし、国境がなくなるような時代が来ると思います」と今後を見据えた。

 価格に注目すると1億円超が32頭。平均価格は6472万円だった。「全体のレベルが上がり、その中でもエピファネイア産駒が凄く良かったと思います。今の1歳はデアリングタクトやエフフォーリアが(G1を)勝った後でしたしね」と評価。今日の当歳セリに向けて「凄い馬がそろっているので、いいセリになると思います」と展望した。