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日本ハム新庄監督のメッツ時代の同僚・徐在応氏、7・22“韓日OB戦”参加「さらに良い関係を」
徐在応氏は、「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」に参加し、過去の韓日戦について語った。
彼は、2006年WBCでの勝利や日本チームの印象について述べ、今回の試合を良い機会と捉えている。
韓日両国のレジェンドたちとの再会や交流を通じて、過去を振り返りながら良い関係を築きたいと述べている。
![日本ハム新庄監督のメッツ時代の同僚・徐在応氏、7・22“韓日OB戦”参加「さらに良い関係を」](/img/article/20240708/668b6ee2cea4f.jpg)
日本ハム主催で開催される「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」(22日=エスコンフィールド)に参加する韓国代表OBでメジャー通算28勝の徐在応氏(47)が意気込みを語った。
メッツ時代の03年は日本ハム新庄剛志監督(52)と同僚だった右腕。当時、マリナーズに所属していたイチローとの初対戦時には「新庄さんからイチローへの初球に気をつけろと言われていた」。第1打席は初球を安打され、第2打席は敬遠も第3打席からは初球に気を付けて打ち取り、自身も勝利を挙げた。06年の第1回WBCでは日本との準決勝に先発した。
徐在応氏の一問一答は以下の通り。
-韓日戦についての思い出は?
徐在応 最も記憶に残るのは2006年WBCですね。第1ラウンド、第2ラウンドで強豪である日本に勝利を収めたのが印象深いです。第1ラウンドの韓日戦はグループ1位がかかった試合でしたが、私の記憶では久しぶりの韓日戦であり、試合前からメディアの関心も高かった。客観的な戦力面では韓国が劣勢だった中、試合に勝つことができたので、それまで経験したどんな韓日戦よりも爽快でした。第2ラウンドでの韓日戦は7回まで拮抗(きっこう)していましたが、8回に李鍾範先輩が打った決勝打が本当に印象深くうれしかった。また、日本が追撃してくる不安な状況でも、呉昇桓投手が黙々と自分の投球をして、相手を三振に仕留めたのも名場面でしたね。私はアマチュア時代、日本と対戦しても勝ったことがほとんどありませんでした。それでも、当時の大会では勝利を収めることができたので、うれしい気持ちがひとしおでしたよ。
-日本チームに対する印象は?
徐在応 まず、投手陣がとても良いという印象を受けました。すべての投手が精巧な制球力を持っていましたね。特に、とてもレベルの高いフォークボールを駆使したため、韓国打線が苦戦した記憶があります。また、打者については簡単に三振をとられないタイプが多かった印象です。高いコンタクト率をベースに、粘り強く勝負する素晴らしい打者が多かったですね。
-今回の韓日ドリームプレーヤーズゲーム(DPG)参加の抱負は?
率直に言って、今回の韓日DPGは本当に良いきっかけだと思います。以前の韓日戦はマスコミや自国民の関心度があまりにも高く、一方では負担でもありました。選手たちも敗北に対するプレッシャーがありましたが、今回の試合は勝敗ももちろん重要ですが、思い出の選手たちと再会して交流できるということがとても意味深い。一時代を風靡(ふうび)した韓日両国のレジェンドたちが出会い、勝敗を離れて良い試合をしながら過去を追憶できるのは大きな幸運ですよ。互いに知る選手たちと再会して、お互いの安否を尋ねながら、さらに良い関係を築いていけることも大きな魅力だと思います。