アルカラスとシナーが8強入り ウィンブルドン

AI要約

カルロス・アルカラスが第16シードのウゴ・アンベールを下して準々決勝進出を果たす。

アルカラスは不安定なパフォーマンスを見せつつも次戦に進出し、トミー・ポールと対戦することになる。

ヤニック・シナーはベン・シェルトンを退けて8強入りし、ダニール・メドベージェフとの対戦が決まる。

アルカラスとシナーが8強入り ウィンブルドン

【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-4、1-6、7-5で第16シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)を下し、四大大会(グランドスラム)14回目の出場で9度目となる準々決勝進出を決めた。

 しかし、3回戦のフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)戦でフルセットを要していたアルカラスにとっては、またしても落ち着かない一戦となった。不安定なパファオーマンスだったアルカラスはサービスブレークを5度許し、アンフォーストエラーも33本あった。

 次戦は第12シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)との対戦が決定。ポールはロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を6-2、7-6(7-3)、6-2で退けた。

 一方、第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、6-2、6-4、7-6(11-9)で第14シードのベン・シェルトン(Ben Shelton、米国)を退けた。終盤、シェルトンの猛烈なプレッシャーを耐え抜いたシナーは、3年連続での8強入りを決めている。

 今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)でグランドスラム初優勝を果たしたシナーは、準々決勝で第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と対戦。この一戦は、その全豪オープン決勝の再戦となる。

 メドベージェフは、第10シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が第1セット途中にひざのけがを理由に棄権したため、勝ち上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News