最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】歴史に泥…。ブラジルのスターは犯罪者に

AI要約
ACミランが獲得した不良債権となった選手を紹介。21世紀以降の例を挙げ、ロビーニョのケースを詳細に説明。
最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】歴史に泥…。ブラジルのスターは犯罪者に

 ACミランはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でACミランが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。

FW:ロビーニョ(元ブラジル代表)

生年月日:1984年1月25日

在籍期間:2010年夏~15年夏

移籍金:2100万ユーロ(約33.6億円)

クラブ通算成績:144試合32得点30アシスト

 ロビーニョはミランで一定の成績を残した。2010/11シーズンにはセリエAで14ゴールを挙げ、優勝にも貢献している。ただ、品位を重んじるクラブの歴史に泥を塗った。

 ブラジル代表としても活躍したロビーニョは、2010年夏にマンチェスター・シティから加入。移籍金は2100万ユーロ(約33.6億円)だった。多彩なドリブルで相手を翻弄し、ズラタン・イブラヒモビッチやアレシャンドレ・パトらと強力な前線を形成している。ただ、1年目がピークで2年目以降は右肩下がり。存在感は次第に薄れていった。すると2014年には古巣のサントスにレンタルで移籍。2015年に契約を打ち切った。

 パフォーマンスの低下はあり得ることだとしても、問題は私生活。2013年にナイトクラブで女性を集団暴行したことが2017年に明るみに出た。その後裁判が続き、2022年に有罪が確定。そして今年、サントスにおいて逮捕され、かつてのスター選手は懲役9年の刑に服することが決まってしまった。