堅守が武器のガンバ大阪が “4ゴール”の大暴れ タイトル奪取に向け、後半戦は攻撃陣の爆発に期待か

AI要約

2024明治安田J1リーグ第22節で横浜F・マリノスに4-0の勝利を飾ったガンバ大阪。前節の敗戦からの立て直しを果たし、攻撃陣が爆発する内容だった。

ガンバは今シーズン、堅守を武器に勝ち点を積み重ねてきたが、マリノス戦でアタッカー陣の躍動が目立ち、2点差以上の勝利を挙げた。

得点力不足が課題であったが、宇佐美やウェルトンを始めとする選手たちの活躍で後半戦に期待が高まっている。

堅守が武器のガンバ大阪が “4ゴール”の大暴れ タイトル奪取に向け、後半戦は攻撃陣の爆発に期待か

2024明治安田J1リーグ第22節で横浜F・マリノスに4-0の勝利を飾ったガンバ大阪。前節はFC町田ゼルビアとの首位攻防戦であったが、前半で数的不利となったガンバは最終的に1-3で敗戦してしまった。

退場者を出すまでは今シーズン最高の出来と言ってもいいほどのパフォーマンスを見せていただけに、悔やまれる敗戦となった。そんな中で迎えたマリノス戦だが、この試合は攻撃陣が爆発する。ここまでは怪我に苦しんでいたファン・アラーノが開始早々にゴールを挙げると、前半ATにはダワンが追加点をマーク。さらに後半には宇佐美がPKを決め、終了間際にはジェバリに嬉しい今シーズン初ゴールが生まれた。

宮市のシュートがポストに弾かれるなど、ガンバにとってラッキーな部分もあったものの、この試合はガンバのアタッカー陣の躍動が目立った。今シーズンはGK一森やDF中谷を中心とした堅守を武器に勝ち点を積み重ねてきたガンバ。リーグ戦で2点差以上をつけて勝つのはこの試合を合わせて2回目(第15節川崎Fに3-1で勝利)だ。

勝つ時は1点差のゲームを制してきたガンバだが、攻撃陣の得点力不足は改善すべき課題であった。まだ1試合だけとはいえ、マリノス戦の内容は後半戦のアタッカー陣への期待感を抱かせるものであったと言えるだろう。ここまで8ゴール5アシストの宇佐美、3ゴール5アシストのウェルトンの2人が攻撃陣を引っ張っているが、ファン・アラーノやジェバリ、山下、坂本そして新加入の林などゴールやアシストという数字を期待できる選手がチームにはいる。

失点をしないことももちろんだが、タイトルを取るには自分たちの時間に仕留め切る攻撃力も必要になってくるだろう。前半戦は堅守を武器に勝ち点を積み重ねてきたガンバだが、後半戦は攻撃陣の爆発にも期待したい。