夏の奈良を代表する好選手19人!野手にタレント揃う天理、プロ注目遊撃手が牽引する奈良大附、投打に好素材・法隆寺国際…7日に大会開幕!【注目選手リスト】

AI要約

奈良大会では、天理や智辯学園など強豪校が激戦を繰り広げる予定。各校の注目選手や有望株を紹介。

天理の松本や大谷は打撃力に優れ、投手としても活躍が期待される。赤埴や麻田など、2年生も注目の選手が多い。

智辯学園の知花や巴田、そして橿原学院の澤辺や窪田も注目選手。プロ注目の逸材として、奈良大附の岸本や高田商の仲井が挙げられる。他にも公立の法隆寺国際や奈良女子大附の野村など、注目選手が多数存在する。

夏の奈良を代表する好選手19人!野手にタレント揃う天理、プロ注目遊撃手が牽引する奈良大附、投打に好素材・法隆寺国際…7日に大会開幕!【注目選手リスト】

 第106回全国高等学校野球選手権奈良大会が7月7日に開幕する。春の県大会を制した天理や2連覇を目指す智辯学園を中心に激戦が繰り広げられそうだ。そんな奈良県の注目の逸材を紹介していく。

 優勝候補の天理は選手個々の能力が非常に高い。特に1年春から主力の松本 大和内野手(3年)と大谷 汰一外野手(3年)は近畿地区でも屈指の強打者だ。松本はミート力が高く、鋭い打球を広角に打ち分ける。春は肩のコンディション不良で登板はなかったが、投手としても最速144キロを誇り、夏はマウンドに立つ場面があるかもしれない。大谷は春の県大会決勝で2本塁打を放つなど、抜群の長打力を持つ。足と肩も十分にあり、将来有望な好素材だ。

2年生にも有望株が多い。その筆頭が遊撃手の赤埴 幸輝内野手。軽やかかつ堅実な守備を見せ、打撃でもつなぎ役として頼りになる存在だ。

 投手ではエース左腕の麻田 悠介投手(3年)に注目。チェンジアップやスライダーを上手く操り、近畿大会1回戦の社戦では1安打完封勝利を飾っている。

 智辯学園は昨夏の甲子園で勝負強い打撃を見せた主将の知花 琉綺亜内野手(3年)がチームを引っ張る。今年からは遊撃手を任され、攻守でチームに欠かせない存在だ。1番中堅手の巴田 琉碧(3年)は投手としても力強い速球を投げており、投打での活躍が期待される。シュアな打撃を見せる佐坂 悠登(3年)や1年生から甲子園を経験している近藤 大輝(2年)は打線のキーマンになりそうだ。

 春3位の橿原学院も有力選手が多い。エースの澤辺 孝良投手(3年)はスリークォーターから最速143キロの速球を投げる本格派右腕。3番遊撃手の窪田 悠人内野手(3年)はミート力が高く、木製バットで安打を量産する。4番の西林 咲翔捕手(3年)も打てる捕手として将来が楽しみな選手だ。

 プロ注目の逸材が奈良大附の岸本 佑也内野手(3年)。強肩を活かした遊撃守備が魅力で、投手としても最速147キロを計測する。投手、遊撃手のどちらでも活躍が期待できる選手だ。奈良大附はエースの杉山 竜之輔投手(2年)も球筋の良いストレートを投げており、秋以降はこの世代の奈良県を代表する選手になっているだろう。富田 一輝(2年)の打撃センスにも注目だ。

 高田商をエース、主将として牽引する仲井 颯太(3年)は130キロ台中盤のストレートにスライダー、カーブなどを織り交ぜた巧みな投球術が光る。

公立で能力の高い選手が揃うのが法隆寺国際。エースの先川 和虎(3年)は威力のあるストレートを投げ、春の天理戦では5回1失点と好投した。主将で前川 朔哉(3年)は強肩が武器の捕手で、投手としても活躍する。4番の木野 聡一郎外野手(3年)は恵まれた体格から鋭い打球を飛ばす。

 1年春から活躍を続けてきた奈良女子大附の野村 英暉(3年)は巧打の捕手。ラストサマーの活躍が楽しみだ。