「かなり無責任になる」大谷翔平のホームランダービー辞退に現地の声は…?米メディア「少なくともあと1年…」

AI要約

大谷翔平選手が2024シーズンのホームランダービーを辞退する理由として、肘の靭帯損傷からのリハビリを優先することを決めたことが報じられている。

不参加の理由は怪我の心配ではなく、リハビリの進行に支障を来たす可能性があるということであり、チームの将来に貢献することを考えた結果の決断とされている。

『スポーティングニュース』はリハビリ優先を理解し、2025年にチームのローテーションに復帰し、貢献することを期待していると報じている。

「かなり無責任になる」大谷翔平のホームランダービー辞退に現地の声は…?米メディア「少なくともあと1年…」

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、2024シーズンのホームランダービーを辞退することになった。米メディア『スポーティングニュース』は不参加の理由について説明しつつ、同選手の決断に理解を示している。

 大谷は今季、初ホームランを放つまでに41打席を必要とするほど苦戦したものの、6月に入ると一気に本塁打数を稼いだ。これまでにナ・リーグ首位の27本もホームランを放ち、打撃でドジャースの勝利に貢献している。自身2度目となるホームランダービー出場に意欲を示していた大谷だが、最終的に今回は出場を見送ることになった。

 同メディアは「大谷は不参加の理由として、肘の靭帯損傷からのリハビリ経過を挙げている。ただし、リハビリそのものが原因であり、怪我の心配ではないことに注意する必要がある。デーブ・ロバーツ監督はさらに一歩踏み込んで、リハビリの規則正しい進行に支障をきたす可能性があると話した」と報じ、リハビリ優先が主な不参加理由であると説明している。

 そして、同メディアは大谷の決断に理解を示し「これは将来を見据えた決断だ。ドジャースは、大谷が今年だけDHを務めることを承知で彼と契約したが、2025年にはチームのローテーションに貢献するメンバーになるだろうと期待している。そのタイムラインを危険にさらす可能性のあることをするのは、かなり無責任となってしまう。だから、大谷が2021年以来のダービーに出場するのを見たいのはやまやまだが、少なくともあと1年は待たなければならない」と報じた。