大谷翔平、「足」で見せ場も独立記念日に「花火」上がらず…ドジャースは『2日で21失点』連夜の投壊

AI要約

大谷翔平選手が先発出場し、盗塁数を伸ばすも、3三振を喫し安打なし。チームは大敗で連敗した。

ナックの不調で投壊したドジャース。2日連続で大敗し、ロバーツ監督も懸念を示す。

投手陣の乱調を受けてドジャースは2カード連続の負け越し。明日に向けて戦力を整える必要がある。

大谷翔平、「足」で見せ場も独立記念日に「花火」上がらず…ドジャースは『2日で21失点』連夜の投壊

◇4日(日本時間5日) ドジャース3―9ダイヤモンドバックス(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打1四球、3三振。30歳になる5日の誕生日の前に安打を記録できず、チームは大敗で前日に続いて連敗した。

 アメリカは独立記念日。祝日で満員の大観衆が集まる中、大谷は早速、「足」で魅了した。1回に四球で出ると、二塁に進塁した後、三盗に成功。今季の盗塁数を17とし、松井稼頭央を抜いて日本選手歴代単独2位となるメジャー通算103盗塁とした。

 だが、見せ場はこの場面だけだった。2打席以降は3打席連続三振で今季5度目の1試合3三振。球宴前で疲れがたまる時期。ボール球に手を出す場面もみられ、記念日にどでかい「花火」を打ち上げることができなかった。

 ドジャースは2試合連続の”投壊”となった。先発のナックが5回持たずに4失点KO。救援も乱れ、終わってみれば、2日で計21失点と二夜連続で大敗した。ロバーツ監督は「先発が打たれてビハインドから始まると苦しい。明日からまた勝利をつかめる陣形を整える準備をしないといけない」。このところの投手陣の乱調に2カード連続の負け越しで、指揮官も曇り顔だった。