EURO2024準々決勝を各国メディアが展望! スペイン対ドイツの「事実上の決勝戦」は勝敗予想が分かれるも僅差の勝負に!?

AI要約

EURO2024の準々決勝進出国がCBS SPORTSによってランク付けされ、スペインが1位に輝いた。ドイツ、フランス、スイスが続く中、イングランド、ポルトガル、トルコ、オランダが順位を下回る結果となった。

各国メディアは準々決勝のカードを展望し、スペイン対ドイツを「事実上の決勝戦」と位置づける一方、ポルトガル対フランスではフランスの勝利が予想されている。また、オランダ対トルコとスイス対イングランドの試合でも展望が述べられている。

talkSPORTは、ドイツがホームアドバンテージを持つスペイン戦での勝利を予想し、ポルトガル対フランスではフランスが経験豊富な戦いで勝利する可能性を示唆している。

EURO2024準々決勝を各国メディアが展望! スペイン対ドイツの「事実上の決勝戦」は勝敗予想が分かれるも僅差の勝負に!?

 EURO2024は熾烈な戦いの末にこれを勝ち抜いた8か国が出揃い、現地時間7月5日からは準々決勝が行なわれる。

 ここまで生き残ってきた8チームには、上位の常連もいれば、新鮮さを感じさせる顔ぶれも含まれているが、アメリカの大手放送局のスポーツ専門メディア『CBS SPORTS』は、これらを独自の指標でランク付けした。

 この「準々決勝パワーランキング」で1位となったのは「ラウンド・オブ・16のジョージア戦に4-1で圧勝し、優勝候補としての地位を確固たるものとした」(同メディア)スペイン、2位は「波に乗っている」ドイツ、3位は得点力に問題を抱えるものの、「ウィリアム・サリバが率いる守備は優勝に相応しい」フランス。そして4位には、他の強豪を抑えて「自国サッカー史に輝かしい一章を加える絶好の機会を得た」スイスが選定されている。

 5位は大会前には優勝候補の筆頭にも挙げられながら、ここまで好パフォーマンスを発揮できず「ここまでは印象に残らないチーム」であるイングランドで、スロベニア戦でPK戦までもつれ込み、「不安定な状況に陥った」ポルトガルは6位。7位には「オーストリアが敗退した今、最大のアンダードッグ」のトルコが入り、「全体的に納得のいく成果を出せていない」オランダが8位と最低評価となった。

 これらの優れたチームによる、いずれも興味深い4つのカードについても、各国メディアがそれぞれ試合を展望し、勝敗を予想。イギリスのスポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』もそのひとつで、5日に行なわれる「スペイン対ドイツ」の「事実上の決勝戦」については「ホームアドバンテージがあるドイツが有利」として開催国の勝利に賭けている。

 同日開催の「ポルトガル対フランス」は「ポルトガルがボールを支配するも、経験豊富なフランスがカウンターやセットプレーから勝利を収める光景は容易に想像できる」。翌日の試合では、「オランダ対トルコ」は「まだチーム全体として力を発揮していない」にもかかわらず地力の差で前者、そして「スイス対イングランド」は「イングランドは本来の力を発揮すれば、どのチームにも勝つ可能性がある」としながらも、「予想外に良い」スイスのさらなる番狂わせを予想した。