前田健太 大乱調4回途中9失点降板で7試合白星なし…あと4だったメジャー通算1000奪三振届かず

AI要約

タイガースの前田健太投手がミネソタ・ツインズ戦に先発し、3勝目を逃す結果となった。

前田投手は3回9失点の乱調投球で4回途中で降板し、1000三振の大台にも届かなかった。

前回の先発では腹部に打球を受けるアクシデントもあったが、感覚は良いとしつつも勝利を求める日々を送っていた。

 ◇ア・リーグ タイガースーツインズ(2024年7月4日 ミネソタ)

 タイガースの前田健太投手(36)が4日(日本時間5日)、敵地でのツインズ戦に先発。3勝目の権利なく4回途中で降板した。

 2回までに3点の援護を受けた前田だったが、2回に3連打と犠飛を許し、1点差まで迫られた。さらに3回には2死満塁からケプラーに2点適時打を浴びるなど、3失点して逆転を許した。

 4回も流れを止めることができず、ミランダに2点打を浴び、直後にジェファーズにダメ押しの2ラン被弾。マウンドで表情をゆがめ、交代を告げられた。

 3回2/3を9安打9失点、3四球という大荒れな内容。5月24日のブルージェイズ戦以来、7試合ぶりの勝利を狙ったが、3勝目はお預けとなった。また、4奪三振でメジャー通算1000三振の大台だったが、3三振で届かなかった。

 前回先発した6月28日(日本時間29日)のエンゼルス戦では、6回に腹部に打球を受け、緊急降板するアクシデントがあった。打球は左手にも直撃し、5回1/3を6安打2失点、4奪三振で降板。「ケガで交代したわけではない。おそらく問題ない。大丈夫」と話していた。

 一方で投球内容については「感覚は凄く良くなっている。早く勝ちたい」と前向きに話していたが、この日は結果が出なかった。