【東京Ｖ】五輪18人から漏れた山田楓喜に城福監督「捉え方によっては成長の大きなきっかけに」
AI要約
東京ヴェルディの城福浩監督が、山田楓喜選手がバックアップメンバーに選ばれたことについて言及。
山田楓選手の成長を大きなきっかけと捉える城福監督。
山田楓選手の選考に影響した過去の不調や休養についても触れられた。
東京ヴェルディの城福浩監督が、パリオリンピック（五輪）日本代表18人のメンバーから漏れ、バックアップメンバーに収まったMF山田楓喜（22）について言及した。
4日に東京・稲城市のクラブハウスで6日のセレッソ大阪戦に向けた会見を実施。その席で山田楓について問われると「これは選ぶ人がいて、選ばれる選手がいるということだけ。メンバーセレクトについて僕は何のコメントもする必要がないです」と配慮した。
その上でこう続けた。
「自分が彼に対して思うことは、これをどう捉えるかです。捉え方によってはすごく成長の大きなきっかけになると思うし、彼の取り組みに一点の曇りもないと思っている。ここで選ばれようが、選ばれまいが、それがバックアップメンバーであろうがあまり影響はないと思っていますけど。とはいえ、オリンピックの代表に選ばれてオリンピックに参加するというのは、ほぼほぼの選手が人生で1回なわけで。何かしらの思いというのがあることを、彼の成長につなげる後押しをしてあげたい。彼自身も期するものがあると思うので、自分はしっかり後押しするだけです」
山田楓は五輪最終予選となったU－23アジアカップでは、2得点を挙げて日本の優勝に貢献した。しかし、帰国後に不調をきたし、心身の消耗から一時はチームから完全に離れ休養。6月のU－23日本代表のアメリカ遠征にも参加できなかったことが、結果的にメンバー選考に影響した。
