ご当地開催のホステス大会で断ち切りたい 阿部未悠の“痛い流れ”

AI要約

阿部未悠は怪我を抱えながらも意気込みを語る。過去の成績やコースの思い出に触れつつ、ホステスプロとしての意地を見せたいと語る。

急激に優勝した過去から立ち直り、焦りを感じつつも落ち着いてきた阿部未悠。地元のコースで頑張りたいと意気込む。

ゴルフシーズン後半戦に突入し、阿部未悠は調子が上向くように努力する様子が伝えられている。

ご当地開催のホステス大会で断ち切りたい 阿部未悠の“痛い流れ”

◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前(3日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6667yd(パー72)

調子を聞かれると「ちょっと痛いところがあって…」というのは、本音だろう。阿部未悠は今年4月「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で初優勝を挙げたが、その後は優勝争いに絡めておらず、直近4試合に至っては賞金ゼロだ。

2週前の「アース・モンダミンカップ」は初日後に棄権した。開幕2日前の火曜日に腰を痛めた。トレーナーに体を見てもらい「大きな試合だし、好きなコースというのもあって何とかなるかな」と思って本番に臨んだが「雨になるとラフも重くて。普通に振れなくて」とプレーを断念した。

「ちょっと軽いぎっくり腰みたいな感じで痛めちゃって。病院には行っていなくて、もう今は大丈夫」。8割程度で振れるまで回復した。「ちょっと怖々ですけど、何とかするしかない」。所属先ミネベアミツミの主催大会でホステスプロの意地を見せたい。

北海道の恵庭市出身でもあり、今週のコースはジュニア時代に「練習させてもらっていた」と思い出が深い。トロフィを掲げてから3カ月。「急に優勝した感じはあったけど、やりたかったこととやってきたことがかみ合っていて。それを追い求めすぎて気張っちゃっていたのが少し落ち着いてきた。地元で、ホステス。頑張りたい」と話した。(札幌市南区/石井操)