琴勝峰 自己最高位が目前の名古屋場所「馬力、圧力をつけたい」先月、結婚披露宴を済ませ土俵に集中

AI要約

平幕の琴勝峰が兄弟子らと名古屋場所向けの申し合いを行い、目標の自己最高位に向けて意気込んでいる。

琴勝峰は結婚披露宴を開き、家族と離れているが、土俵に集中するための環境が整った。

結婚生活や家族との関係についてコメントしている。

琴勝峰 自己最高位が目前の名古屋場所「馬力、圧力をつけたい」先月、結婚披露宴を済ませ土俵に集中

 大相撲の平幕・琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)が3日、名古屋市の部屋で、兄弟子の大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)、出稽古にきた平幕・錦木(33=伊勢ノ海部屋)、平幕・王鵬(24=大嶽部屋)と名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けた計11番の申し合いを行った。

 昨年九州場所で十両優勝して再入幕すると、4場所連続勝ち越し中。21年初場所での自己最高位・東前頭3枚目が目前の東前頭7枚目まで番付を戻して臨む15日間へ、「前へ出るからこそ、いろんな技が繰り出せる。馬力、圧力をつけていきたい」と意気込んだ。

 先月9日、珠奈夫人との結婚披露宴を東京都内のホテルで開いた。3年前に知り合い、昨年6月9日に婚姻届を提出。同年10月には長男も誕生した。

 千葉県松戸市の部屋を離れたため、家族は夫人の実家がある福岡県内へ里帰りしていると言い、「この2カ月くらい会えたのはさみしいのはさみしい。でも電話、LINE(ライン)もできます。結婚式が無事に終わって良かったです」。発奮材料を得て、改めて土俵に集中できる環境は整った。