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角田裕毅が苦戦した理由、RB F1幹部が明かす戦略の裏側!レッドブルの母国でリカルド9位入賞
レッドブル・リンクで行われたオーストリアGPの決勝レースで、ビザ・キャッシュアップRBのバレストリ氏がレース展開を振り返りました。
ダニエルが9位でフィニッシュするなか、ユウキは15位で終え、チームは前向きな姿勢を保っています。
次はシルバーストーンでのレースに向けて改善を図り、重要なポイント獲得を目指すと語りました。
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F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の決勝レース(71周)を終えて、ビザ・キャッシュアップRBのクラウディオ・バレストリ(車両性能チーフエンジニア)が次のように語った。
■クラウディオ・バレストリ(VCARB、車両性能チーフエンジニア)
「今日のレースでは、他の多くの車と同様にミディアムタイヤでスタートすることにしました。
2周目終了時点でダニエルは12番手、ユウキ(角田裕毅)は13番手でした。この段階で、2つの戦略に分けることに決め、ダニエルをピットインさせ、ユウキを最初のスティントで引っ張りました。
アンダーカットはダニエルにうまく機能し、2台のアルピーヌを抜くことができましたが、ハースのクルマはレースの残りの間も、彼の前に留まりました。最後の数周でダニエルはマグヌッセンにプレッシャーをかけようとしましたが、追い越すことはできず、9位でフィニッシュし、重要な2ポイントを獲得しました。
一方、ユウキのレースは異なり、やや難しいものでした。ミディアムタイヤで最初のスティントを長く引っ張り、同じ戦略の前のクルマと同じようなペースでしたが、最後のスティントが短くなったため、アドバンテージを最大限に活かすことができず、15位でフィニッシュしました。複雑な気持ちですが、まだ前向きです。
今は来週のシルバーストーンでのレースに向けてさらに改善し、重要なポイントを獲得することを目指します」