阪神・才木浩人は7回1安打無失点で降板 八回に打線が無得点に終わり9勝目はおあずけに

AI要約

阪神の才木浩人投手が7回1安打無失点の力投を見せるも、勝ち投手権利を逃す。八回に好走塁で好機を作るも打線が得点を奪えず、試合は延長戦に突入。

才木の代打・島田の犠打で好機を作るも、後続が打ち損じて勝ち越しを逃す。阪神の投手陣は広島打線を抑え込み、継投での応酬となる。

試合は十回を過ぎても両チーム譲らず、ドラマチックな展開が続く。阪神、広島共に粘り強い戦いを見せる。

阪神・才木浩人は7回1安打無失点で降板 八回に打線が無得点に終わり9勝目はおあずけに

(セ・リーグ、広島-阪神、11回戦、2日、マツダ)先発の阪神・才木浩人投手(25)は7回1安打無失点で降板した。五回まで無安打投球を続けた右腕は六回先頭の会沢に右前打を浴びた。それでも続く森下のバントを二塁へ送球し、一走・会沢をアウト。2死から四球で一、二塁としたが、最後は上本を三ゴロに仕留めた。七回は2死一塁で矢野を遊直に抑えて無失点。113球の力投でスコアボードにゼロを並べた右腕は八回の攻撃で代打を送られて降板した。防御率は1・11となった。

才木の力投に応えたい打線は、八回先頭の小幡が左前打で出塁すると、才木の代打・島田が犠打。これが広島の捕手・会沢の野選を誘って無死一、二塁。近本の中飛で二走・小幡が三塁へ進塁する好走塁で好機を作った。しかし、2番・中野が三振に倒れると、3番・森下は右飛に終わり、勝ち投手の権利を届けることができなかった。