体操・谷川航選手を激励、卒園した幼稚園で壮行会 パリ五輪代表

AI要約

谷川航選手の壮行会が健伸幼稚園で開かれ、地元の支援者ら約200人が集まり激励。谷川選手は幼少期から体操を始め、ベースを築いた。

イベントではサインがもらえるじゃんけん大会やダンスで盛り上がり、谷川選手は緊張についての質問に答える。練習を積み重ねることで大舞台でのパフォーマンスが可能になると語った。

谷川選手は応援の力に感謝し、金メダルを目指して頑張る決意を述べた。

体操・谷川航選手を激励、卒園した幼稚園で壮行会 パリ五輪代表

 パリ・オリンピックの体操男子日本代表に2大会連続で選ばれた千葉県船橋市出身の谷川航選手(27)の壮行会が6月30日、卒園した健伸幼稚園(同市丸山5)の園庭で開かれ、園児や保護者、卒園生や地元の支援者ら約200人が集まり、激励した。

 谷川選手は卒園後、小学1年生の時に同園に隣接する健伸スポーツクラブに入って本格的に体操を始めた。弟の翔選手(25)とともに同クラブで小中学時代に体操の基礎を固めた。

 壮行会では、谷川選手のサインがもらえるじゃんけん大会やダンスなどで盛り上がり、質問タイムでは小学生が「どうして大舞台でピタッと着地ができるのですか」と質問。谷川選手は「練習をたくさんすることで、(技が)体に染みついてくる。練習でいつでもできるよ、という状態にしていれば、緊張して大丈夫かなと思う大舞台でもいいパフォーマンスができます」と答えた。

 谷川選手は「みんなの応援で選手たちは頑張れるので、ぜひ応援してほしい。帰ってきて、みんなに金メダルを見せられるように頑張りたい」と決意を述べた。【石塚孝志】