ホウオウビスケッツ鮮やか逃走V 岩田康「小細工せず、逃げてつかまったら仕方ない」/巴賞

AI要約

函館11R巴賞で2番人気のホウオウビスケッツが逃げ切り勝ち。岩田康騎手は自信の走りと万全の準備を誇示し、次の函館記念へ期待を寄せている。

ホウオウビスケッツは小細工せずに逃げ、最後まで粘り強い走りを見せた。仕上げも順調で、念願の勝利を手にした。

次走の函館記念でさらなる好走が期待される。岩田騎手は賞金を積み上げ、大きな目標に向かって進む意気込みを示す。

<巴賞>◇6月30日=函館◇オープン◇芝1800メートル◇3歳上◇出走16頭

 函館11R巴賞は2番人気ホウオウビスケッツ(牡4、奥村武)が逃げの手に出て、鮮やかに後続を封じた。時計は1分46秒8。

 岩田康騎手は「小細工せず、逃げてつかまったら仕方ない。メンコを着けて返し馬もゲートも落ち着いていたし、自分のペースで行けた。今日は絶対に勝たないといけなかった。賞金を加算できたので次につなげたい」とほっとしていた。次走は7月14日の函館記念(G3、芝2000メートル)が有力。