鹿島12試合ぶり黒星…ポポヴィッチ監督「今日の前半は我々らしくなかった」

AI要約

鹿島は神戸との上位対決に1―3で敗れ、リーグ12試合ぶりの黒星を喫した。

前半は神戸ペースの展開となり、同18分、38分の失点で逆転を許し、後半も立て直しても敗因を挙げた。

ポポヴィッチ監督は鈴木不在の影響やチームの理解度に言及し、痛い1敗を振り返った。

 ◇明治安田J1リーグ第21節 神戸 3―1 鹿島(2024年6月30日 ノエスタ)

 鹿島は神戸との上位対決に1―3で敗れ、リーグ12試合ぶりの黒星を喫した。

 大黒柱のFW鈴木優磨を出場停止で欠く中、12試合ぶりに先発したFWチャヴリッチが前半8分にCKから先制ヘッド。だがその後は神戸ペースの展開となり、同18分、38分の失点で逆転を許した。

 後半は立て直しただけに、ポポヴィッチ監督は「今日の前半は我々らしくなかった」と敗因を挙げた。鈴木不在の影響を問われると「優磨の特長はいいタイミングでライン間に落ちてボールを収め、周りの選手が背後を取るのを生かすスタイル。前半に関しては、その相手のライン間を使うことがうまくいかなかった」と説明。底力が試された上位対決で痛い1敗を喫し、「これが始動して期間が短い時期だったら分かる部分もある。ただそうではない。チームでやるべきことを全員が理解して体現していける時期。それを前半は示せなかった」と振り返った。