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「ビックリしました」 渋野日向子はエースに“歓喜と驚き” 明日は勝みなみと『マツケンサンバ』!?
渋野日向子が18番ホールでホールインワンを達成し、チームをトータル8アンダーまで浮上させる。
渋野と勝みなみのコンビネーションが見事に機能し、チームの勢いが増していく。
勝みなみも気分を盛り上げ、上位進出に向けて意気込む。決勝ラウンドではさらなる盛り上がりが期待される。
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<ダウ選手権 2日目◇28日◇ミッドランドCC(米ミシガン州)◇6256ヤード・パー70>
コースで最も盛り上がる18番ホールで観客を魅了したのは、渋野日向子だった。勝みなみと組んで出場しているチーム戦2日目。パー3に設定されているホールで、ホールインワンを達成した。
初日は交互に打つフォアサム方式。2日目はそれぞれのボールをプレーし、いい方のスコアを各ホールで採用していくフォアボール方式。初日は1オーバーと出遅れたが、10番からスタートしたこの日は3ホールで2バーディ。そして迎えた前半最後のホールでエースが飛び出した。
これでチームとしては1イーグル・7バーディの「61」でトータル8アンダーまで浮上。ホールアウト後には大会を中継するWOWOWのインタビューに答え、「そこまでが2アンダーで、ギリギリパターが入らないもどかしいホールが続いていたので、頑張らないとなと思っていたんですけど、8番アイアンでキレイに入ってくたみたいな。めちゃくちゃ盛り上がった。ビックリしました」とよろこびを表した。
コンビネーションもピッタリの渋野と勝。どちらかがピンチを迎えれば、もう一人がチャンスをつくりバーディ奪取。同じ1998年度生まれの黄金世代が見せた絶妙なコンビは見どころ満載。3日目は再び交互に打つフォアサム方式だが、この勢いを持ち込みたい。
「今日すごく勢いがあったので、あしたも続けられるように、今日とは方式が違うんですけど、今日のゴルフを2人でしていればたぶん上位に行けると思うので、できるだけたくさんバーディを取って頑張りたい」と気分も盛り上がってきた勝も、優勝戦線を見据える。
予選落ちがちらつく位置から首位と4打差まで追い上げる見事な復活劇。決勝ラウンドでは自分たちで決めたチームのテーマ曲「マツケンサンバII」が流れ、この日ホールインワンを達成した18番でダンスも披露するのが大会のならわし。「チームワークがいい、最高」と口をそろえる二人のコンビが、週末をさらにおもしろくする。