「試合に出ないといけない打者、発奮してほしい」ライブBPで調整したソフトバンク和田毅、覚醒を求めた対戦相手の若手とは?

AI要約

ソフトバンクの和田勇気投手がライブBPに登板し、試合中止の代替となったこと。

和田投手が3人の打者に対して58球を投げ、4本の安打を許す結果となる。

和田投手は、打者について練習の成果を感じつつ、1軍での登板についても諦めずに準備する姿勢を示した。

「試合に出ないといけない打者、発奮してほしい」ライブBPで調整したソフトバンク和田毅、覚醒を求めた対戦相手の若手とは?

 ソフトバンクの和田毅投手(43)が28日、福岡県筑後市のファーム施設でライブBPに登板した。この日のウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)で先発予定だったが、雨の予報を受けて変更となった。打者3人に対して58球を投げ、安打性の当たりは4本だった。「試合で投げたかったけど、しっかりこっちで投げさせてもらった。シートと思わず、集中することができた」と汗を拭った。

 リチャード内野手(25)と育成3年目の山本恵大外野手(24)、育成ドラフト1位ルーキーの大泉周也外野手(24)=福島レッドホープス=の3人と対戦。リチャードと山本にそれぞれ2本ずつ安打性の当たりを許した。最速は142キロだった。「配球を考えながら、いろいろな打者と走者を想定して投げることができた」と振り返った。

 さらに打者3人について「初球からしっかり振れるのは練習できている証拠。いろんな対応ができてくれば(もっと)いい打者になれると感じられた。リチャードはここではなくて1、2軍の試合に出ないといけない打者だと思うので発奮してほしい」ともエールを送った。

 1軍での登板は、9日のDeNA戦(横浜)が最後。「(チームに)いい投手がたくさんいるので、こればっかりは仕方ない。言われたところでしっかり投げていくしかない」と強調した。

(浜口妙華)