ロッテ・藤原恭大、骨折から復帰後今季初安打 7回のスーパーキャッチは「勇気をもって突っ込みました」

AI要約

開幕前にけがを負った藤原恭大外野手が復帰し、ハッスルプレーを魅せる

藤原は試合で初ヒットを打ち、美技の守備も披露

藤原は気持ちを楽にしており、今後の活躍に期待を寄せている

ロッテ・藤原恭大、骨折から復帰後今季初安打 7回のスーパーキャッチは「勇気をもって突っ込みました」

◇28日 ロッテ4―3オリックス(ZOZOマリン)=7回裏2死降雨コールドゲーム

 開幕前に右膝蓋(しつがい)骨骨折の重傷を負ったロッテ・藤原恭大外野手がこの日、出場選手登録されて、「1番・右翼」で今季初出場。攻守でハッスルプレーを披露し、激しい雨にもかかわらず応援に駆けつけたファンを魅了した。

 藤原は1、2打席は凡退したが、3打席目の5回にオリックスの先発・エスピノーザが投げた低めの変化球をすくいあげて右前に運び、今季初安打をマーク。7回2死走者なしの場面では代打・頓宮の大飛球を背走し、フェンスにぶつかりながらボールをグラブに収める美技を見せた。

 藤原は「最初のヒットを打つまでは緊張するので、なんとか最初の試合で1本打ててホッとしているというか、気持ちが楽になります」と語り、守備については「とりあえず突っ込んでやろうと。グラウンドコンディションも良くなかったですけど、とにかく思いっきりいこうと勇気をもって突っ込みました」とコメント。「結構出遅れたんですけど、ここからスタートなんで。何とか頑張っていきたいなと思います」と表情を引き締めた。