レブロン長男ブロニー、レイカーズがドラフト指名

AI要約

レブロン・ジェームズの息子、ブロニーがNBAドラフト2巡目の全体55位でロサンゼルス・レイカーズから指名された。

親子での共演が期待される中、ブロニーは高い身体能力とゲームセンスを持つ一方、まだ成熟するには時間がかかると見られている。

ブロニーは一部球団と契約する代わりにオーストラリアでプレーする意向を示しており、注目を集めている。

レブロン長男ブロニー、レイカーズがドラフト指名

【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のスーパースター、レブロン・ジェームズ(LeBron James、39)の長男ブロニー(Bronny James、19)が27日、NBAドラフト2巡目の全体55位で父親が所属するロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)から指名を受けた。

 NBAで通算4度の年間最優秀選手(MVP)と同4度のファイナル制覇を誇るジェームズは、かねて来季にブロニーと同じチームで一緒にプレーしたいと話していた。親子でのプレーが実現すれば、リーグ史上初となる。

 ブロニーは高校時代に輝かしいキャリアを築いた後、南カリフォルニア大学(University of Southern California)の1年生ガードとしてプレーした昨季は、1試合平均4.8得点、2.8リバウンド、2.1アシストを記録した。

 昨年7月には練習中に先天性心疾患による心停止で倒れたが、先月には医師からNBAでもプレーする許可を得ており、NBAのドラフトコンバインでもスカウトの目を引きつけていた。

 ブロニーは高い身体能力や試合での優れた感覚を持ち合わせ、ガードではトップクラスの若手有望株とみられる一方で、NBAプレーヤーとして完全に成熟するには時間を要すると思われる。

 米スポーツ専門チャンネルESPNによると、ジェームズ親子の代理人を務めるリッチ・ポール(Rich Paul)氏は、レイカーズより前の指名権を持つチームに対し、ブロニーは他の一部球団と契約するよりオーストラリアでプレーする意向だと事前に忠告していたとされる。【翻訳編集】 AFPBB News