今永「自分を過信していた」 10失点を猛省…金言胸に好投「殴られても立ち上がればいい」

AI要約

カブスはジャイアンツに5-3で勝利したが、今永昇太投手は6回を投げて5安打3失点と苦しんだ。前回の大敗から立ち直り、最速94.6マイルを記録した。

今永は3回に3点の援護を受け、5回まで1安打無失点だったが、6回に3点を失った。しかし、勝ち越しを許さなかった。

今永は前の試合の教訓を活かし、全力で投球。不安な1週間だったが、キャンプでの監督の言葉を思い出し、立ち上がろうとする姿勢を示した。

今永「自分を過信していた」 10失点を猛省…金言胸に好投「殴られても立ち上がればいい」

【MLB】カブス 5ー3 ジャイアンツ(日本時間28日・サンフランシスコ) 

 カブス・今永昇太投手が27日(日本時間28日)、敵地・ジャイアンツ戦に先発し、6回を5安打3失点。勝敗はつかなかった。この日はメジャー移籍後最速の94.6マイル(約152.2キロ)をマーク。10失点した前回登板の悪夢を振り払うような投球だった。

 3回に3点の援護を得た今永は、5回まで1安打無失点。だが、6回に4本の安打に自身の暴投も絡み3点を失ったものの勝ち越しは許さなかった。前回登板の21日(同22日)のメッツ戦では3回で10失点。その反省からこの日は、全力で打者に立ち向かった。

「出力を抑えて相手に勝てるほど甘くないことを前の試合で痛感しました。なんで8割で抑えようとしているんだと。力を過信していた。今日くらいの出力を出さないと、通用しないです」

 この1週間は「目茶苦茶不安だった」と振り返る。思い起こしたのはクレイグ・カウンセル監督がキャンプで発した言葉。「殴られても立ち上がればいいんだ」だった。「パンチを食らった状態で厳しい1週間でしたが、立ち上がろうとする姿勢を見てもらえたと思う」と今永。次回はどんな投球を見せてくれるだろうか。