【ヤクルト】痛恨のサヨナラ負けで広島との同一カード3連敗 決勝打を浴びた田口麗斗は猛省

AI要約

ヤクルトは、石川雅規の好投も守りきれずサヨナラ負けを喫し、同一カード3連敗となった。

石原と坂倉に連続失点を許し、最後まで勝ちきれなかったヤクルトは、サヨナラ負けに痛恨の思いをした。

決勝点を浴びた田口や捕れなかった山崎は個々のミスを反省し、チーム全体で1試合ずつ前を見据える姿勢を示した。

【ヤクルト】痛恨のサヨナラ負けで広島との同一カード3連敗 決勝打を浴びた田口麗斗は猛省

<広島4-3ヤクルト>◇27日◇マツダスタジアム

 ヤクルトが痛恨のサヨナラ負けで、同一カード3連敗を喫した。球界最年長44歳の石川雅規が先発し、6回2失点と好投。終盤7回に打線が2点を奪って、1点リードで9回に突入するも、抑えを託された田口麗斗が踏ん張れなかった。

 分岐点だったのが、2死二塁で打席に立ったのは石原との勝負。9球ファウルで粘られた末に四球を出したことについて「石原選手の根気強さに負けてしまった」。続いて前夜にソロ本塁打を放った坂倉にはカウント2-1から高めの直球を拾われた。打球は左翼手山崎が懸命にダイビングキャッチを試みるも及ばず、ボールが転々とする間に逆転の走者の生還も許した。

 あと1人が遠かった。決勝打を浴びた田口は「アウトを取りきれなかった。きょうは全部僕の責任」と猛省していた。記録は二塁打とはいえ、山崎も自分を責めた。「飛び込む方を選んだ。あそこまでいったなら捕らないといけない」と戒めた。

 ▽ヤクルト高津監督(サヨナラ負けに)「(山崎が)捕っていれば勝ちですからね。思い切って突っ込んだと思います。しょうがない」

 ▽ヤクルト石川(6回2失点と好投)「いろんなボールを投げるのが自分のピッチング。ゾーンに投げることができた。(サヨナラ負けで勝ちが消えたが)チームでやっていることですからね。目の前の1試合を頑張っていくだけです」