ベリンガム&フォーデンの関係を批判…リネカー、イングランド代表の戦術に「ずっとおかしかった」

AI要約

イングランド代表のレジェンドであるギャリー・リネカー氏は、スロべニア戦でのガレス・サウスゲート監督の戦術を批判。ファンの不満やプレーヤーのパフォーマンスについても言及。

リネカー氏はフォーデンとベリンガムのポジション入れ替えが奇妙だったと指摘。ベリンガムの苦戦やチームのプレーについて評価。

リネカー氏は後半のハイプレスに注目し、サウスゲート監督の進化に期待を寄せている。

ベリンガム&フォーデンの関係を批判…リネカー、イングランド代表の戦術に「ずっとおかしかった」

イングランド代表のレジェンドであるギャリー・リネカー氏は、スロべニア戦のガレス・サウスゲート監督の戦術を非難した。

EURO2024を戦うイングランドは、グループステージの最終節でスロベニアと対戦。この試合は最後まで得点が生まれず、スコアレスドローとなった。これによりイングランドはグループCの首位通過が決まったが、そのパフォーマンスは現地で強烈な批判を浴びることに。スタジアムに詰めかけたファンの居眠りが話題になった他、試合後の挨拶では指揮官に対しブーイングやものが投げつけられる事態も発生している。

そしてリネカー氏も、『The Rest is Football』においてサウスゲート監督の戦術を批判。フィル・フォーデンとジュード・ベリンガムのポジションを頻繁に入れ替えたとし、それがうまくいかなかったことを指摘した。

「彼はベリンガムとフォーデンと話して、『よし、入れ替わり続けろ』と言ったんだと思う。『一人が左に行き、一人が10番に入れ』ってね。だが、試合全体を通して奇妙なことだったよ」

「前半も後半も、左サイドにベリンガムがいる場面が何度かあった。ジュードは良い夜を過ごせなかったね。開幕戦は素晴らしかったが、その後は苦戦している。彼は迷走していると思う。時々スプリントしているのが見えるが、それはチームを助けたいという強い意志があるからだ。でも、時にはエネルギーを少し控えなければならない。ただ、それも経験。彼はまだ20歳だ」

またリネカー氏は、「後半、チームとしてハイプレスを続ければチャンスはやってくるということがわかったと思う。そして、我々はそうプレーしていたかもしれない。スロベニアは引き分けでも勝ち上がれるとわかっていたからね。だから慎重になり、少し引いた。それは理解できる。でも、イングランドが少しずつ良くなっていることを示唆するには十分だった」とも語っており、サウスゲート監督が今後、イングランドを変貌させることを期待しているようだ。