【巨人】坂本勇人がファーム練習合流「正解が見つかっていない」「やれることは全部やる」

AI要約

巨人坂本勇人内野手がファーム練習に合流した

坂本は自身の状態を振り返り、復調への道を模索中

経験を活かし、様々なアプローチで調整に取り組む姿勢を示す

【巨人】坂本勇人がファーム練習合流「正解が見つかっていない」「やれることは全部やる」

 出場選手登録を抹消された巨人坂本勇人内野手(35)が27日、川崎・ジャイアンツ球場でのファーム練習に合流した。

 ランニング、キャッチボールを行った後、室内で入念にティー打撃を行った。「もう1回、ちゃんと見つめ直して。正直、何をどうしていっていいかは何も正解が見つかっていない。すごい難しいところですけれど、今まで自分がやってきた中で、経験は人よりはあると思う。こういうことをやったり、何をしたらいいかなと思いながら、トレーニングコーチとかと話して、やらないといけないかなと思います」と胸中を語った。故障以外でのファーム再調整は新人時代の07年7月と9月以来となる。

 今季は打率2割3分4厘、4本塁打、18打点と本調子ではなく、直近の出場10試合は36打数4安打だった。「振っていて、バットのキレがないというか、体のキレがない。そういうものは感じてますけど、何をしたら、よくなるのかは僕の経験上でも、よくわからない部分でもある」と言う。

 経験値を生かし、幅広く取り組みながら復調への道を探っていく。ティー打撃では「8の字」にバットを振るなどさまざまな形を試した。「走る量を増やすのか、メカニック的な部分で、どこかずれているからバットが走らないのか。それに正解がない。時間はたくさんある。1日の時間をうまく使いながら、これをしたら良くなるっていうのは分からないので、やれることはいろいろ、全部やる。そういう風に思っている。中学生の時からやってるような練習法だったり、本当にいろんなことやりながら、何か思い出しながらやれたらいいのかなと思う」と話した。