【ユーロ2024結果速報】ベルギー代表がグループ2位で決勝T進出!ウクライナ代表は勝ち点「4」獲得も敗退…

AI要約

UEFAユーロ2024(EURO2024)のグループリーグE組第3節でウクライナ代表とベルギー代表が激闘を繰り広げ、スコアレスドローの試合となった。

ウクライナは主力選手の負傷で苦しむ中、5バックの堅い守備と的確な攻撃でベルギーに対抗した。

両チームがチャンスを作りながらも決定力に欠け、ベルギーが決勝トーナメント進出を果たし、ウクライナは敗退が決定した。

【ユーロ2024結果速報】ベルギー代表がグループ2位で決勝T進出!ウクライナ代表は勝ち点「4」獲得も敗退…

 UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグE組第3節、ウクライナ代表対ベルギー代表が現地時間26日にメルセデス・ベンツ・アレーナで行われた。激しい攻防の末に両者譲らず、この試合はスコアレスドローに終わっている。

  攻撃の核であるビクトル・ツィガンコフやミハイロ・ムドリクを負傷で欠くウクライナは、5バックでベルギーの攻撃を受け止めながら機会を窺う。攻撃時には3バックがビルドアップを担い、隙をついて前線へロングボールを放り込んだ。

 しかしこの試合最初のチャンスを作ったのはベルギー。MFのケヴィン・デ・ブライネがドリブルで前に運びながらペナルティエリア内にスルーパスを送ると、FWのロメル・ルカクがこれに反応。ベルギーの10番は上手く抜け出したが、右足にミートせずウクライナのGKアナトリー・トルビンに防がれる。これ以降もデ・ブライネは幾度も効果的なパスを散らし、自ら際どいシュートを放った。

 ボールポゼッションではベルギーがウクライナを上回ったが、前半終了の段階でより多くのシュートを放ったのはウクライナの方だった。ボール奪取から効率よくゴール前まで繋ぐやり方は、ベルギーの守備陣に対して有効に作用しているように見える。ウクライナはハーフタイムを迎えるまでに7本のシュートを放ち、そのうち3本を枠内におさめている。

 後半も展開は大きく変わらず、ベルギーがボールを握る場面が目立った。やはりデ・ブライネまで渡るとベルギーのチャンスになるが、ウクライナのDF陣は集中力を切らさない。CBのオレクサンドル・スヴァトクを中心にベルギーの強力なオフェンスに対し、ほとんど完璧な対応を見せた。

 このあともお互いに何度かゴール前まで迫るシーンを作ったが、両者譲らずスコアレスドローに終わっている。この結果、ベルギーが決勝トーナメント進出を決め、ウクライナは勝ち点「4」を獲得しながらグループリーグ敗退が確定した。