得点はOG&PKのみで2位通過も…フランス代表指揮官「まったく失望はない。GKを称えないと」

AI要約

フランス代表のディディエ・デシャン監督は、ポーランド代表戦で復帰したエンバペについて肯定的なコメントを述べた。

フランスは1-1のドローに終わり、首位通過を逃したが、デシャン監督は満足感を示した。

デシャン監督は、相手GKの活躍を称えつつも、チームにより良いプレーを求めている。

得点はOG&PKのみで2位通過も…フランス代表指揮官「まったく失望はない。GKを称えないと」

フランス代表のディディエ・デシャン監督は、ポーランド代表戦で復帰したキリアン・エンバペなどについて語った。

25日に行われたEURO2024第3節で、フランスはポーランドと対戦。この試合で復帰したエンバペが56分にPKを沈めて先制したが、終盤にロベルト・レヴァンドフスキのPKで追いつかれ、そのまま1-1のドローに終わった。

初戦のオーストリア戦で鼻骨を骨折し、オランダ戦は欠場していたエンバペ。それでも復帰戦で1ゴールを奪った主将について、デシャン監督は「色々なことを経験したが、彼は今夜良かったと思う。マスクは慣れるまでに時間が掛るが、彼はいつだってとてもプレーしたがっている」と語っている。

優勝候補として大きな期待を集めるフランスだが、3試合を通じて得点数は「2」(オウンゴールとPK)。さらにオーストリアに次ぐグループD2位通過となった。それでも、デシャン監督は一定の満足感を示した。

「まったく失望はしていない。もちろん首位通過を望んでいたが、誰が立ちはだかったかを見て欲しい。彼(プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたポーランドGKウカシュ・スコルプスキ)は素晴らしく、何度もセーブを見せた。前半に5度のチャンスがあったが、我々が活かせなかったことだけではなく、ゴールキーパーを称えなければならない」

「ピッチ上でボールを持ち、素早いプレーが必要だ。相手は空中戦で我々よりも強く、まったく勝てなかった。2度のチャンスで2ゴールできるときもあれば、今日の我々のように7度のチャンスで得点できないこともある。もちろん、我々はさらに良くなれる。しかし、チャンスを作れていなければ私はより心配していただろう」