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「ハマのタイソン」田中空 憧れタイソンばりの強打さく裂 1回TKO勝ちに「楽しかった」
プロボクシングウエルター級デビュー戦での田中空のTKO勝利について
田中空のパンチ力とデビュー戦での戦いの様子
田中空の今後の展望と目標について
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◇プロボクシングウエルター級6回戦 田中空<1回1分8秒TKO>キム・ドンヨン(2024年6月25日 東京・後楽園ホール)
今春、大橋ジムからプロ転向したアマチュア23年全日本選手権優勝の田中空(23)がデビュー戦で1回1分8秒TKO勝利を飾った。
「ハマのタイソン」が本家に負けないKO劇だ。開始早々ワンツーからの右フックでダウンを奪い、相手が立ち上がったあとも左フックでダウンを追加。鮮烈なデビューを飾り「狙ったパンチではなかったが、6ラウンドはやりたくなかった。1回からいこうと思っていたのでよかった」と笑みを広げた。
1メートル65とウエルター級の中では決して大きくはないが、元日本ミニマム級2位で父・強士トレーナーとともに、憧れの元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)のように接近戦を戦うスタイルを磨いてきた。
「自分のパンチが効くのも分かったが、相手のパンチも同じ。改めて怖さを感じたし、もらわないようにやっていきたい」と収穫を口にし、守備面の強化にも意欲を見せる。次戦は10月に8回戦を行う予定で「タイソンのように大きい相手を倒せるようになりたい」と連続KOへ意欲を口にした。