世界ユース金メダル・坂井優太、プロデビュー戦2回TKO勝ち「強い相手にはこれでは通用しない」と苦笑い ボクシング・バンタム級

AI要約

アマチュアボクシングで日本史上3人目となる世界ユース金メダルを獲得した坂井優太(19)=大橋=がプロデビューし、キム・ジヨン(26)=韓国=にTKO勝利。

試合開始とともに左ストレートでキムを圧倒し、初回中盤にはダウンを奪い、2回にはコーナーに詰めて一方的に攻撃を続けた。

坂井は「相手の力量を感じ取り、力でなく技で戦いたかった。強い相手に通用するためにもこれから修行を積んでいきたい」とコメントした。他のデビュー選手たちも白星で飾った。

 アマチュアボクシングで日本史上3人目となる世界ユース金メダルを獲得した坂井優太(19)=大橋=が25日、東京・後楽園ホールで行われたバンタム級6回戦でプロデビューし、キム・ジヨン(26)=韓国=に2回1分20秒TKOで快勝した。

 試合開始とともにここまで3勝(1KO)1敗1分けのキムに左ストレートを突き刺すと、あとはワンサイド。初回中盤にカウンターの右フックで倒し、2回にコーナーに詰め一方的に打ちまくったところで相手陣営がタオルを投げ込んだ。

 「グローブタッチで相手の力量がある程度わかったので、いってしまいました。力で倒していて、強い相手にはこれでは通用しない」と苦笑い。この日はジムの同期、アマ6冠の田中将吾(22)、元全日本王者の田中空(23)と大橋蓮(22)も白星でデビューを飾った。