メジャー2位山下美夢有に「冗談でしょ?」 観客どよめくスーパーショットに仰天「ほんの少しで…」

AI要約

米女子ゴルフのメジャー第3戦「KPMG全米女子プロ選手権」の最終日、山下美夢有が2位に入り、驚きのスーパーショットを披露。

17番でホールインワンかと思わせるショットを見せ、最終18番でバーディーフィニッシュし、自己最高順位獲得。

パリ五輪代表争いでは代表入りが確定し、注目を集めている。

 米女子ゴルフのメジャー第3戦「KPMG全米女子プロ選手権」は現地時間23日、ワシントン州サマミッシュのサハリーCC(6731ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差2位で出た山下美夢有(加賀電子)が通算4アンダーの2位。終盤、ホールインワンかと思わせるスーパーショットを披露すると、「冗談でしょ?」「あとほんの少し」などと大会公式SNSなどが驚きの声を上げた。

 カップ目がけて転がった。通算3アンダーで迎えた17番パー3。池越えで右手前にカップが切られる難しいセッティングだったが、山下の第1打はバウンドしてグリーンへ。そのままピン方向に転がっていく。ギャラリーのどよめきが起きる中、惜しくも逸れてエースとはならず。それでも喝采を浴びていた。

 LPGA公式X(旧ツイッター)は「ミユウ・ヤマシタは17番で“あとほんの少し”でホールインワン」とつづって動画を公開。また、大会公式Xも「ミユウ・ヤマシタ、冗談でしょ?」とスーパーショットに驚きを示した。

 惜しくもバーディーパットは入らずにパーとしたものの、続く最終18番パー5でバーディーフィニッシュ。3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回った山下は2位となり、海外メジャーでは自己最高順位になった。パリ五輪代表争いでは古江彩佳と畑岡奈紗を逆転し、代表入りが確実となっている。