【阪神】才木浩人「火曜の男」へ 岡田監督「ええピッチャーから6連戦。そらあ、まあ普通やろ」

AI要約

阪神の才木浩人投手が雨天中止の影響で火曜日に先発登板することになった。これまで日曜日に投げてきたが、今回は中日戦に先発することになった。

岡田監督は、6連戦のスケジュール変更により、才木を火曜日に先発させる理由を「ええピッチャーから6連戦なので普通」と説明。才木は監督の信頼を受け、中日戦に向けて意気込んでいる。

才木は火曜日の試合に向けて準備を進めており、「最少失点に抑えることが大事」などとコメントしている。今季5度チームの連敗を止める活躍をしており、期待がかかる。

 12球団トップの8勝右腕、阪神才木浩人投手(25)が「火曜日の男」に変身する。23日DeNA戦(甲子園)に先発予定だったが、試合は雨天中止。今季初登板した3月31日巨人戦(東京ドーム)から全12試合で日曜日に投げてきたが、初めて「週の頭」を任され、25日の中日戦(倉敷)に先発する。

 雨による配置転換を、岡田監督はシンプルに説明した。「ええピッチャーから6連戦。そらあ、まあ普通やろ。チームとしてな。先に勝っていった方がええわけやから」。今季8勝1敗で貯金7を作る右腕に火曜日を託す。監督の信頼を受け、才木も気合十分だ。「カード頭で向こうもいいピッチャーが来る。そういう中でも打線をしっかり抑えられるようにやっていければいいかな。信頼されているのはすごくありがたい。継続してやっていけるように」と言葉に力を込めた。

 「やることは変わらない」と言いながらも、6連戦の流れを作る「週頭」の重みは理解している。「長いイニングをしっかり投げられるように。それこそ7回、8回、完投とかというところまでしっかりできるように」。救援陣の負担を考え、最低限、終盤まで投げきるつもりだ。「最少失点に抑えるというところは、火曜日だったら大事かなと思う」。相手打線を波に乗せない投球に徹する。

 雨中の試合でも快投を続けてきた。ついにこの日は中止となったが、登板日変更にも「(青柳、大竹に続いて)3代目(雨男)と言われました。そんなはずはないんですけどね…。僕は認めないです」と余裕の笑顔だ。25日は今季初のナイター登板。今季5度もチームの連敗を止めてきた最強の盾が、最強の矛となって中日打線を迎え撃つ。【堀まどか】