巨人 12球団ワーストタイの今季12度目零敗 “打撃投手・阿部監督”効果現れず、再び借金生活

AI要約

巨人はヤクルトに敗れ、今季12度目の零敗となり借金1となった。

打線は散発6安打で三塁を踏めず、11三振を喫し続線がつながらなかった。

指揮官は選手にピリッとしてくれることを期待し、借金生活からの脱出を目指すと語った。

巨人 12球団ワーストタイの今季12度目零敗 “打撃投手・阿部監督”効果現れず、再び借金生活

 ◇セ・リーグ 巨人0―3ヤクルト(2024年6月22日 東京D)

 巨人は広島と並ぶ12球団ワーストタイの今季12度目の零敗。ヤクルトには東京ドームで5戦全敗で、再び借金1となった。阿部監督は「0に抑えたら一生負けないけど、0(得点)だったら一生勝てないよね」と悔やんだ。

 試合前の早出特打では、開幕後初めて指揮官が打撃投手を務め、秋広、吉川らを相手に投げ込んだ。だが、打線は散発6安打で三塁を踏めず。好調の1番・丸が3安打と好機を演出も、11三振と打線はつながらない。「打てないのは練習するしかない。いくらでも投げてあげますのでね」としたが、歯がゆい戦いが続く。

 「借金生活入ったし、みんなピリッとしてくれると思うので、切り替えて頑張ります」。指揮官はそう絞り出した。(川島 毅洋)