【あの日のスタメン】巨人・定岡正二がライナー頭部直撃から中5日で達成したのは・・・?

AI要約
定岡正二投手が準完全試合を達成したエピソードについて紹介定岡投手の頑張りと巨人打線の沈黙試合結果と阪神のスタメンについて
【あの日のスタメン】巨人・定岡正二がライナー頭部直撃から中5日で達成したのは・・・?

前日のあの日のスタメンでは完全試合について取り上げましたが、今回は“準完全試合”を取り上げたいと思います。

“準完全試合”とはランナー1人だけを許した完封勝利の試合のことです。巨人では1981年4月11日の阪神戦で定岡正二投手が達成しています。

実はこの6日前、定岡投手は中日戦に先発。石井昭男選手のライナーが頭部に直撃していて、途中降板していました。

この日、阪神のクリーンアップは真弓明信選手、掛布雅之選手、そして岡田彰布選手と豪華な顔ぶれ。心配された立ち上がり、阪神の先頭打者、北村照文選手に2塁打を許します。しかし、定岡投手はその後、きっちりとアウトの山を築いていきます。

その頑張りに応えようとする巨人打線ですが、阪神の先発、中田良弘投手の前にこちらも沈黙。4回に4番の中畑清選手がレフトにホームランを放った以外はホームを踏むことができませんでした。

結局そのまま試合は進み、1-0で巨人が勝利。定岡投手は1回の先頭打者、北村選手に許した1安打のみの準完全試合達成となりました。

▽阪神のスタメン

監督:中西太

1(右)北村照文

2(左)加藤博一

3(遊)真弓明信

4(三)掛布雅之

5(二)岡田彰布

6(中)佐野仙好

7(一)オルト

8(捕)若菜嘉晴

9(投)中田良弘