【Juju(野田樹潤)ブログ】第105話:今年の初勝利はオーストリア、レース2を掌握

AI要約

BOSSグランプリ第3戦がオーストリア、レッドブルリンクで開催され、プラクティスから順調なスタートを切った。

予選ではブレーキの問題もあったが、クラス1位を確保し、レース1でもスタートに成功して優勝を果たした。

レース中にセーフティカーが3度も入るなど不思議な展開があったが、しっかりとレースをコントロールしてチェッカーを受けた。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第105話:今年の初勝利はオーストリア、レース2を掌握

前回は5月最初の週末、ドイツ、ホッケンハイムリンクで開催されたBOSSグランプリと、そこから日本に戻ってのスーパーフォーミュラ第2戦、九州のオートポリスでのレースのレポートをしました。

今回はまたヨーロッパに飛び、今度は6月の7日から9日までオーストリア、レッドブルリンクで開催されたBOSSグランプリの第3戦を戦ってきました。

今回も私はMMIモータースポーツチームが用意してくれるGP2マシーンで参加します。前回のレースではミスファイアに悩まされましたが、今回はすっかり解消しているとのこと。あと心配なのは天気が少しぐずつくらしいということくらい。できればカラッと晴れたドライで思いっきり走りたいです!

ところが大きな山裾にあるレッドブルリンクなので(?)、1回目のプラクティスはやっぱりウエットでした。でもようやくトラブルフリーでセッション走り切れた! 嬉しい。

タイムも一時は総合でトップ、最終でもクラス1位を確保できました。

2回目は最初こそドライだったのですが、最後は雨(笑)。前半にレース用のタイヤ作りを完了して、セッション後半にテスト用のタイヤに変えて出ていったらなんとフルコースイエロー。しかも雨がポツポツと。

その後は何とか最後にベストタイムを更新してトップタイムで終えることができました。

プラクティスの結果をうけリラックスした気持ちで挑んだ予選は、ちょっとブレーキの問題もありましたが、クラス1位を確保。これまでのところは順調な週末です。

レース1はスタートに成功し、後続との距離を考えながらクラストップを走っていました。

ところがこの日はちょっとしたスピン車輛がいてもセーフティカーが入り合計3回にもなる不思議な展開で、そのたびに2位との差がなくなり再スタートを強いられました。それでもチェッカーまでちゃんとレースをコントロールしてフィニッシュすることができました。